IndicatorBufferクラス

概要

インジケーターバッファーとは、インジケーターの計算結果を格納し、表示方法を決定するオブジェクトです。

  • インジケーターバッファーに格納できるのは-2147483647~2147483647までの整数です。
  • インジケーターバッファーに格納した数値はチャートに表示する際のY座標として使用されます(NoopBufferを除く)

インジケーターソース内でインジケーターバッファーオブジェクト追加メソッド(後述)を呼び出すと、対応したインジケーターバッファーが戻ります。

インジケーターバッファーの種類

インジケーターバッファーは表示方法によって下記の4種があります。

No 表示形式 インジケーターバッファー名 追加メソッド(Indicator.prototype) 備考
0 非表示 NoopBuffer addNoopBuffer -
1 LineBuffer addLineBuffer -
2 ヒストグラム HistgramBuffer addHistgramBuffer -
3 ローソク足 CandleStickBuffer addCandleStickBuffer -

ここではインジケーターバッファーの共通項目の説明をします。詳細は各インジケーターバッファーの説明も参照してください。

引数
Object
説明

表示する色などの設定情報を格納したObject(キーと値のペアの集合)です。代表的な設定は下記です。

キー 備考
strokeStoke 線の色 HtmlCanvasと同じ
fillStyle 塗りつぶしの色
lineDash 実線、点線の設定
有効なキーはインジケーターバッファーに異なります。詳細は各インジケーターバッファーの説明を参照してください。
戻値
Object
説明

インジケーターバッファー又はインジケーターバッファーを格納した配列を戻します。